電話でのお問い合わせは携帯.0086-13524306661(日本語可)
中国上海市閘北区共和新路1536号大寧国際茶城二楼2217号
御茶荘は、武夷岩茶(烏龍茶)、正山小種紅茶を専門とする日本語堪能な武夷山出身オーナーが経営するショップです。
御茶荘は、中国上海にて中国茶を販売しておりますが、日本人のお客様のために2011年3月独自ドメインを取得し日本語のホームページを立ち上げました。
このサイトでは、中国茶の販売はもちろんですが、ショップオーナーの出身地であり、中国茶の故郷である武夷山の紹介や中国茶をより深くご理解いただくための情報発信に力を入れています。
多くの日本人の方に中国茶そして武夷山に興味を持っていただけたらと思います。
金駿眉の出自を語るにあたり、このお茶の名前の由来を説明しないわけにはいきません。様々な説がちまたには出回っていますが、ここでは主流なものをご紹介します。金駿眉は武夷山で生産される正山小種のトップクラスのお茶です。”金”は等級と貴重なものであることを表します。”駿”には3つの意味があります。1つは”峻”に通じます。これは、桐木関自然保護区の崇山峻嶺の中の野生茶樹から、茶葉を取っていることを指しています。”眉”はその外観を表す他に、長寿の意味合いが含まれています。緑茶類で良い芽から精製したお茶を寿眉、珍眉と表現するのと同じです。金駿眉の生葉は、武夷山国家自然保護区の海抜1,200m〜1,800mの高山の野生の茶樹から摘んだ新芽を使い、一斤を作るのに6万〜8万の新芽を必要とします。これに正山小種の伝統的な技法が組み合わさり、茶師の先生が全工程手作りで作るので、求むべくもない貴重な品となるのです。金駿眉の外観は、細くて小さく撚りがしっかりしており、色は金と黄、黒が混じっており、よく見てみると金黄色のお茶のじゅうたんのようになっています。柔らかな新芽を使っており、茶水は金黄色で口に含むと、甘さがふと訪れます。その茶水と味、香りは果物、蜜、花、芋などを総合した香りのタイプで、味はフレッシュで甘く爽やかで、喉元の余韻が長く続き、人の心に染み、まるで原生林の中にいるような気分になります。12回淹れても、口当たりは依然として甘く、茶殻を広げた後に芽は活き活きとして生命力があり、形は綺麗に整っています。要するに金駿眉は求め得ない貴重なお茶です。金駿眉は焼いたさつまいものような味があり、淡い蜜の味がし、茶水を口に含むと甘く厚みがあります。お茶を入れた後は油のしずくのようで、視覚にも味覚にも絶妙です。